特集 保護者向け 親子で考える大学受験 保護者のための大学選びlogo

Vol.01新3年生向け
知っておきたい!
コロナ禍で変わる大学受験

2020年。年明けから静かに、そしてあっという間に日本全国を席巻した新型コロナウイルス。
世の中のカタチは新型コロナ禍の中で変わっていきました。
もちろん大切なお子様の大学受験も、例外ではありません。
そこで新型コロナ禍によって変化していく大学受験のポイントまとめてみました。
皆さんは、大学受験もこんな影響を受けていることをご存じだったでしょうか?

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no01キーワードは『地元志向』。

授業の半分はリモート授業など、従来の対面式授業にはなかなか戻らない現状や新型コロナ感染が一向に収まらない首都圏。大学生からも、「総合大学に入っていろんな友達をつくろうと期待していたのに知り合うことができない。」そんな声があちこちから漏れ聞こえています。そうなると受験生や保護者の方にとって、あえて首都圏を希望するメリットは希薄になっているようで、やはり “首都圏の大学から地元の大学へ”という受験生が増えているようです。また、地方から首都圏の大学に通う場合は、たいがい一人暮らしになりますが、それには家賃や光熱費そして食費などがかかってきます。ましてや新型コロナ禍では、家計も不安になってくるため、一層地元を離れた進学は難しいと考える受験生が増えるのは納得がいきます。

実際多くの大学では、前期まで大学構内への入構禁止やクラブ・サークル活動もできないという状況でした。へたに首都圏の大学に進学したばかりに、実家の帰省もままならない、なんてことも。とくに新入生は、クラスメイトには会ったことがないといった状況。来年もそうならないとは誰も断言できず、それなら地元の大学へ進学したほうが親も心配なく安心できると考えるのは自然なことですよね。また、文部科学省の学校基本調査2018年度では、東京の大学に入学した学生の69.2%が1都3県の高校出身者で占められ、新型コロナの関係なく『地元化』が進んでいましたが、この傾向はさらに進むものと考えられそうです。

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no02キーワードは『情報不足』。

ここ10数年で定着化した、大学の様子を体験できるオープンキャンパス。しかし、多くの大学が新型コロナの影響を受け、参加・対面式だったものをオンラインによるオープンキャンパスの実施に変更を余儀なくされました。これにより、従来行われていた先生や職員、在学生と触れ合う機会もなくなり、大学から直接情報を入手できる機会が著しく減ることとなりました。大学選びのために必要な情報が不足してきたことは、受験生にとっては大きな不安でしかありません。さらに、コロナ対策要請に対応する大学では、情報は日々アップデイトされる事態に。頻度の高い情報更新についていくため、受験生の負担は増えていったのです。このことは、引き続きこのような状況にあるということ。新型コロナの影響が読みきれず、今後も入試日程の変更などの情報収集が重要です。さらなる変更が生じる可能性もありますので、引き続き志望校の情報は、大学のWebページなどでこまめにチェックするようにしましょう。

もちろん『保護者のための大学選び』サイトでは、最新情報の更新をメールでお伝えする機能もついていますので、こちらでチェックしていただくと希望の複数の大学最新情報が得られます。

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