保護者のための大学選び2019 私立版

知っておきたいポイント

大学選びは、受験生の未来を方向づける大切なターニングポイントです。
だからこそ、受験生の視点だけではなく、保護者の皆さんが、
受験生とは違う角度からの視点が大切になってきます。

失敗しない大学選びのために、
保護者が知っておきたいポイントをここにまとめました。

1.大学経営のデータにふれてみる。

平成17年3月に文部科学省教育局長から各国公私立大学長にむけて、
『大学による情報の積極的な提供について』という通知が送られました。
各大学において情報全般の情報公開することを促進するという政府の方針を伝えた内容になっています。
これをきっかけに、各大学は学ぶ内容だけではなく、学校経営に関する情報を開示するようになりました。
そのおかげで、「あの大学はどんな経営状況なのか」“大学の素顔”に近づくことができるようになったのです。
そうです!開示されている情報をきちんとした見方でみることで、
保護者のあなたも大学の状態がある程度見当をつけられるようになったのです。
大学もつぶれる時代。せっかく頑張って入学した子どもがそんなことにならないように。
受験生では気がつかない、気が回らない部分を、保護者のみなさまが確認してあげましょう。

学生生徒等納付金

各大学が所属する学校法人の納付金額のこと。
人件費との比較で経営状態をある程度知ることができます。

帰属収入

各大学が所属する学校法人の一年間の収入の合計。
企業でいえば売上に相当する項目です。
学校法人の規模を知るひとつの目安になります。

人件費

各大学が所属する学校法人の一年間の人件費の合計。
たとえば学生生徒納付金で人件費を賄えているのであれば、
経営的に安定していると考えられるひとつの目安になります。

2.創立年

歴史が長ければ卒業生も多く、就職に有利に働くこともあるでしょう。
社会的に信用度も高く経営も安定していると判断するひとつの目安にもなります。
反面、旧態然とした学風、マンネリ化した教育プログラムなどの可能性も考えられます。
歴史があるのに、最先端の教育に取り組んでいるなどの要素をみつけるのが大切です。
一方の創立年数が比較的浅い大学は、革新的な教育プログラムがあったり、
目新しい学部学科があったりする場合が多く見受けられます。
反面、経営的にまだ安定していなかったり、学生が集まっていなかったりすることも考えられます。
こちらの大学は、学生数と入学定員を比べること、大学経営をしっかりとチェックすることが大切でしょう。

3.入学定員と入学者数

平成27年度国立大学では、募集人員96,245人のところ、
志願者数が388,690人で倍率4.0倍、見事入学した方は、99,617人。
私立大学では458,897の募集人員、志願者数が3,546,046人、
倍率7.7倍の中、477,727人の方が入学されています。
もちろん倍率は、併願者も含んでいるため、高い割合に感じることもあるでしょう。
この数字を覚えておくと、お子様の進学したい大学はどの程度人気があるか比較しやすいでしょう。
マイナス的な視点でみれば、募集定員に入学者が満たない大学は、気に留めておくべき。
しかし、入学者が定員に満たないからといってマイナスのレッテルを貼るのではなく、
なぜ定員に満たないかを考えることが大切です。
新しい大学だから。新しい学問だから。立地が悪いから。
そんなところに注目すると、大学案内などでは気づけない大学の魅力を発見できることもあります。

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